ヘアーカミシは「35歳から始まる加齢毛をケミカルダメージから救う」ことを使命にかかげ、あなたの髪を本質的に改善するための「ヘアケア改善の専門店」として、2024年より「リスタート」することになりました。

髪は加齢によって20代の頃の密度を生成できなくなってきます。早ければ35歳ぐらいから、75歳ぐらいまでの間に年平均で0.5％ずつ減少していく調査データがあります。これは35歳からの20年後、55歳ぐらいには20代のころより20％も成分が少ないという現実が見えてきます。

減少による髪内部の空洞化が進むと、真っすぐの状態を維持できず、個人差はありますがウネリ始めます。ウネって扱いづらくなり、光が乱反射して「ツヤ」を失いパサつき始めます。

抗えない現実の状態にパーマカラーのケミカルダメージが重なります。そして、美容師でさえ気づいていない間違ったホームケアによって、更にダメージは進行します。様々なヘアケア商品を試しても問題は改善されない…ダメージの負の連鎖から抜け出すことができず、諦めている人がとても多い印象があるのです。

これまで通りのヘアケアで本当に良いのだろうか？

素朴な疑問を以前から漠然といだきながら、美容界全体が髪質改善メニューを推奨していることに違和感を感じていました。そこで本当に効果があるのかどうか、全てを疑うことから始めたのです。

医学の世界ではないので恐縮しますが、お客様のご協力を頂きながら数年以上前から施術サービス・ホームケア商品などの臨床テストをしてきました。パーマカラー剤などの施術履歴、商品の使用履歴、摩擦や紫外線などの自然ダメージ、これらが複雑に絡み合ったダメージ要因を顕在化させることはとても難しく、また時間のかかることでした。

最初に取り組んだことは、ホームケア商品の経過観察からでした。高配合の含有成分にのみフォーカスして、効果を確認できるまでに1商品あたり最低でも１年、長いもので3-4年。勿論、この間にパーマカラーとの相関性を考慮しながら、カテゴリー別に複数商品のテストを同時進行で始めました。一定の有用性を確認するまでに6年以上もの時間がかかり、今も検証を続けています。

サロントリートメントなどの髪質改善メニューがありながら、多くの女性が髪の悩みから解放されていない今、一定の有用性を確認できたからこそ言えることがあります。それはどれも「根本原因を先送りした後対応のもの」とハッキリと言い切れることです。

このような背景を踏まえたうえで、本質的なヘアケア改善をご提案できる準備が整いました。

このヘアケア改善は年令を問いません。どなたであっても、改善できる余地は十分にあると思っています。ホームケアとサロンケアを改善することで、あなたの髪が持っている本来のポテンシャルを最大限に引き出したい。そして、様々なヘアデザインを提供できることを仕事の喜びにしています。

ヘアケア改善を伝えることができる希少な存在であることを自負するだけでなく、またそれが使命の源になっています。

代表　菅原