縮毛矯正を以前にかけたら、真っ直ぐすぎてとても不自然で嫌な思いをした。

クセがそんなに強くない人には、丸みのある自然なストレート方法があるのを知ってた?
これらのことにこだわると縮毛矯正の仕上がりがとっても自然に楽しめます。 


デザインを楽しみたい人の縮毛矯正

ミディアムレングスの丸みのある縮毛矯正スタイル
ボブレングスの丸みのある縮毛矯正スタイル
ショートレングスの丸みのある縮毛矯正スタイル
アイロンでの施術中

丸みを出すための3つのアイロンワーク

自然な縮毛矯正にするには以下の3つにこだわります。

  • 1 アイロンのスピード
  • 2 アイロンの温度
  • 3 アイロンの回数

これら3つのアイロンワークを髪の部位ごとに変化させていくととってもナチュラルにできるんです。

なぜ、変化させると自然にできるのでしょうか?

肝は、”ゆで卵化”です。

ゆで卵化とは?

生卵はドロドロしたゼリー状?のタンパク質でしょ。生卵をお湯で沸騰させると固まってきますよね。

生卵のタンパク質はゼリー状

半熟卵から、ゆで卵に向かうわけ。少しづつ固くなる。ゆで卵化は生卵にもどれない。

ゆで卵のタンパク質は固まっている状態

縮毛矯正も同じ原理なんです。

矯正前の髪のタンパク質はゼリー状。アイロンでタンパク質を、ストレートにゆで卵化させる。 
ざっくりいうと、髪の中のタンパク質をゆで卵にするんですね。この生卵からゆで卵になる過程をタンパク変性といいいます。

このブログでは、タンパク変性って小難しいので”ゆで卵化”と表現しています。

髪の部位によって、ゆで卵化の度合いを変えて自然なストレートにするのがこのブログのテーマです。

根元から中間、毛先にかけてタンパク変性をコントロールしたボブスタイル

ゆで卵化を部位で変える

画像のモデルさんの髪をアイロンする際に(根元〜A点)、(A点〜B点)、(B点〜毛先)の3箇所で、

  • アイロンのスピード
  • アイロン温度
  • アイロン回数等

を美容師が意図的に変えて、ゆで卵化の割合をコントロールできたら仕上がりが自然になると思いませんか?

ゆで卵化を部位で変える

根元から中間、毛先にかけてタンパク変性をコントロールしたボブスタイル

 

画像のモデルさんの髪をアイロンする際に(根元〜A点)、(A点〜B点)、(B点〜毛先)の3箇所で、

  • アイロンのスピード
  • アイロン温度
  • アイロン回数等

を美容師が意図的に変えて、ゆで卵化の割合をコントロールできたら仕上がりが自然になると思いませんか?

自然な仕上がりに必要な2つの要素

1

カットした人がアイロンする

アイロン施術

 

カットした担当技術者がアイロンしないとダメなんですね。毛のどこで丸みを出すかは、カットした本人にしかわからないんです。

人に任せられないんです?だから時間がかかってしまいます。縮毛矯正のダメージケアコースで最短で4時間から。(^_^;)

2

一人でアイロンする

アイロンの施術

 

アイロンをかける場所によって髪の長さが違うから、画像のようにAからBまでアイロンを横幅いっぱいに使えないんです。

また短ければ短いほど、レイヤー(段)が入って入ればいるほど、アイロンで挟める横幅を狭くしなきゃならないんですね。2人でやって、時短なんてのはありえません。(^_^;)

アイロンはアドストだからできる!

ハッコー社のDS1アイロン

 

プロ御用達のアイロンブランド、ハーコーのDSシリーズでは、3つのベネフィットがあります。

1.ストレスフリー

髪が触れるプレート部分のバイオコートSは、アルミ皮膜にフッ素樹脂を複合した特殊表面処理加工なので、アイロン中の髪が引っ張られるストレスはありません。

アイロンの施術

 

アルマイトやテフロン加工に比べて耐摩耗性及び、耐熱性、潤滑性、非粘着性、耐食性、耐油性、耐水性が大幅に向上したバイコートから、さらにフッ素含有率を高め滑り性能を向上させた新複合コーティングなんです。

2.ダメージレスに

使用状況や目的に合わせて最適な温度調整を行うアダプティブヒートコントロールが、すべての髪質に対応でき髪の負担を最小限に。

アダプティブヒートコントロールの温度管理

 

これまでのアナログ制御に対して、操作性向上と精密温度制御を行う新世代の温度プロセッサーアイロン。新技術を使う制御基板は独自のアルゴリズムを盛り込みセラミックヒーターの温度を960ナノ秒単位で計測制御できるんだって。

3.柔らかい質感を

ヒーターの熱を効率よく上に伝え、柔らかい質感の綺麗なストレートに仕上げます。

アイロンプレートの2つの溝(スチームドレイン)

 

プレートに設けた日本の溝(スチームドレイン)により、施術時に生じる毛髪からの水蒸気の流れをコントロールできるんだって。

できない場合もあります

 

矯正をしている人で、ゆで卵化がかなり進行しているとできない技術です。

タンパク変性が進んだ既矯正部分

 


真っ直ぐすぎるストレートな髪になってしまった髪には対応できないの。

ゆで卵は、生卵に戻れない。

ゆで卵化が進んでいる髪ほどに、丸みのある髪にコントロールできないんですね。残念。

 

またクセが強い髪の人は、この技術を反映させにいんです。

癖の強いモデル

 

伸ばすことに重きをおいて、ゆで卵化をしっかりやらないといけないから。^^;

 

一度ハイトーンカラーをした髪は、タンパク質が少ないので難しいです。

14レベルのブリーチヘア

 

ブリーチなどハイトーンカラーをした髪はアイロンの熱に耐えられないかもしれません。チリチリになるかも^^;

クセが弱い人ほど丸みを出せる

このぐらいまでのお癖ならイケます!

弱い癖毛
弱い癖毛
弱い癖毛

クセがそんなに強くない人は、丸みのあるとっても自然なストレートの最高の仕上がりになります。

縮毛矯正をするなら、ゆで卵化をコントロールできる美容師がいいですよ!

短くてもできる縮毛矯正

 

ちなみに、カミシではショートやボブなどの短い髪の縮毛矯正のゲストが多くみえます!

縮毛矯正をしたボブスタイル
縮毛矯正をしたショートボブスタイル
ショートレングスの丸みのある縮毛矯正スタイル
ボブレングスの丸みのある縮毛矯正スタイル

 

丸さが表現できるから、短い人が多いのかもしれませんね。

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morie sugawara